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終わりかけの紅葉も鮮やかに_e0401296_21255893.jpg
さすがに紅葉写真を載せるのもそろそろ終わりにしないと、ということでラスト。
紅葉も黄葉もいささかピークを過ぎて色がくすみ始めていた木だけど、
富士フイルム機で撮ってみるとレタッチなしの撮って出しで、あら不思議。
遠目には紅葉最盛期のような色合いで、まさに「こう撮れて欲しかった」一枚に。
富士フイルムのフィルムシミュレーション Velvia マジックですな。
何度も書いているけど、他メーカーの「鮮やか」「ヴィヴィッド」とかでは、こうはいかない。

嘘というか「事実」ではないかもしれないが、こんなお出かけ写真は「綺麗に撮れてた」で十分。
面倒くさい連中の喧しいゴタクなんてどうでもいい。
レタッチ山盛りは許さないけどカメラの撮って出しなら許す教なら、許されるはずだしw

そもそも SNS でいいねを山ほど集めてる写真も、逆にアートとして高い評価されてる写真も、
どれも見た目そのままの写真って、ほとんどないから、どっちもどっち。
細部にこだわるプロやハイアマの人たちには発狂されるかもしれないけど、ド素人の戯言としてはそんな感じ。

まぁだからこそ、個人的には(連続性のある)事実の一瞬を切り取るのが目的の写真が好きだし、
写真を撮るという行為ではそこにしか興味はないのだけど。

(X-S10 + XF60mmF2.4 R Macro)


# by dblh | 2022-12-07 07:00 | その他

紅葉残り香

紅葉残り香_e0401296_15364336.jpg
先週末、ヨドバシカメラから宅急便が届いた。
「はて?Amazon のセールでは結構買い物したが全部届いてるし、ヨドで何か買ったっけ?」
と思って確認すると、シグマの 18-50mm F2.8 DC DN であった。
そういや、予約開始と同時に注文を入れたのだった。
いつもカメラ製品の予約購入は、梅淀の店頭予約で店頭受け取りにするが、行く時間がなかったんだよなあ。

X-S10 の小型ボディにもちょうど良いバランスになる、レンズヘビーにならない F2.8 通し、ニッパチズーム。
シグマの Xマウント参入時から、ずっと発売を待望していたレンズ。
E/Lマウント用は随分前に発売されているので、良し悪し両方とも把握しての予約購入。
まだ近所でちょっと試し撮り程度しか撮っていないが、期待に違わぬサイズ感と描写で気に入って使っていけそう。

廉価なキットレンズである XC15-45mm は、そのチープさの割には描写は結構良いと思っているし、
広角側が通常の標準ズームより広い 23mm 相当スタートで寄れることもあって、結構気に入って使ってる。
富士フイルムには何本も標準ズームレンズがあるし、最近タムロンから 17-70mm が出たけれど、
どれを買ってもサイズ・重量的に X-S10 のベストペアにならず、XC15-45mm に戻りそうで買えず。
だけど、このレンズなら…と思って買ったが、たぶん正解になりそうだ。

小型軽量の代償としてワイド側の画角が狭いけれど、それはまぁ大丈夫かな。
基本的に望遠バカなので、むしろ 50mm が短いと感じるくらいだし。

富士フイルムユーザーは、Xマウントのサードパーティレンズに対してすぐ
「絞りリングがないからダメ」と言うが、その点については私の場合全く問題なし。
「1〜2万円高くしても良いから絞りリング付けて欲しかった」とかいうコメントを見るたび、
「そんな要らんことして高くせんで良かったわ、文句あるなら純正使っとけ」と思ってた(笑)

純正と比べるとズームリングとフォーカスリングの前後も逆だが、こちらも大歓迎。
今のメインマウントであるニコンのレンズと同じなので、むしろ私は戸惑わない。
たまにニコン機と併用する場合、XF レンズではズームしようとしてフォーカスリングを動かし、
これでシャッターチャンスを逃したりしてストレスが溜まるので、この仕様は歓迎である。

ズームリング、フォーカスリングの回転方向が純正レンズと反対方向なのは、
これはニコンとも反対方向なのでちょっと戸惑うし困るのだけど、
ズームリングとフォーカスリングの前後と比べるとすぐにリカバリー操作できるので、許容範囲。

そこらへんの操作性周りで思うことはあったが、写りとかは不満ない。
XC15-45mm は愛用しつつも、キットレンズらしく解像感重視で線の太い描写は微妙だったので
そこら辺も中庸な本レンズは気に入って使っていけそうである。

(X-S10 + SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN / Velvia)


# by dblh | 2022-12-06 07:00 | その他

常瀧寺の大公孫樹

常瀧寺の大公孫樹_e0401296_15324644.jpg
少し前の秋晴れの午後、連れ合いのリクエストで銀杏の巨樹を見に、広い兵庫県の真ん中あたりへ。
麓のお寺に車を停めて登ること数十分、山の中腹に聳える巨大な銀杏は壮観のひと言。
前から横から後ろから散々眺めた後に写真も撮ったが、私の技量やセンスでは到底この巨大さを表現できない。

巨樹を見に行くというので、それなら超広角レンズだな、そう安易に考えて付けてカメラを持参したが、
全部入れることを考えては逆に巨大さは表現できないよなぁ…と後から反省した。

かといって、全部入れずに巨大さを表現できるセンスもないから、
「写真じゃ到底分からん、行って自分の目で見てこそだね」
と強がるのが精一杯。
85% くらいは本気でそう思ってるけど。

ちょっと HDR っぽい?というか、色が CG っぽくなっているのは、
明暗差が酷くて苦労したので「Dレンジ優先」を有効にしたから。
巨樹の下半分は陰になっていて、でも上の方は陽が当たっている条件で、
露出に困って HDR とか色々試したけど、一番その場に近い状態で撮れたのが「Dレンジ優先」設定。
設定すると EVF でも強く効果が出るのが見えて敬遠していたので、実は今回初めて使った。

RAW で撮って後処理で暗部持ち上げ&ハイライト抑えて、という処理を撮って出しで撮れる感じ。
HDR 同様に飛び道具的だし、色の転びもコントラストナッシングな感じも微妙なところはあれど、
センスも技量もなくテキトーに撮ってる私には有難い機能であった。
X-S10 を買って2年、まだまだ使いこなせていないわ。


ちなみに、この大公孫樹までは地元のボランティアさんにより山道が整備されている。
この巨樹を町の観光スポットの一つに目論んでいるようだ。
車を停めた麓のお寺も、廃寺だったのを地元の人が復興したらしい。
ただ、麓から巨樹のある場所まで体力のない引きこもりオッサンでも30分かからないものの、
半分くらいから先はそれなりの急坂だし、足元の悪いところもあるので、
ちょっとしたハイキングを想定した服装、靴で来た方が良い。
麓の寺で地元の人が「15分かそこらで行ける」とか言ってたけど、健脚じゃないとそれは無理。

廃寺を復興した麓のお寺の周りも紅葉が綺麗で趣があったし、
すぐ近くには紅葉で有名なお寺もあって、実はなかなか良いところだった。
ぶっちゃけ、僻地で判りづらいから、たくさんの人が来るようなエリアでもないしね。
それだから余計に良いね。

(X-S10 + XF10-24mmF4 R OIS)


# by dblh | 2022-12-05 07:00 | その他

時計止めてるからね

時計止めてるからね_e0401296_11240829.jpg
今回のワールドカップでは開幕当初、アディショナルタイム(AT、旧ロスタイム)の長さが話題になっていた。
選手交代や選手が傷んで治療などプレーが止まってる時間をきっちり計測して AT に加算するように、
という指示がW杯開幕前にあったが故だが、7分、10分が普通に出てくるのは未だ慣れきってはいない。

そしてJリーグでも、近年よく見られる光景の一つに審判が腕時計を押さえているシーンがある。
経時を止めている=いま選手交代やケガ対応で時間食ってる分は AT に加算しますよ、というアピール。
W杯の AT の長さ同様、「時間稼ぎしても無駄ですよ」ということである。

観戦してるファンにも時間稼ぎは許してませんよ、というアピールにもなるわけで(その方が主?)、
審判によるファン、サポーターへの説明としても個人的に歓迎、良い措置だと思っている。

ただ、それで時間稼ぎ行為が大きく変わってきているかというと、あまり変わっていなかったりするし、
そういう行為も(やりすぎない範囲で)サッカーの一部、時には面白さの一部にもなるわけだが、
FIFA はそのことに業を煮やして今回のW杯のアディショナルタイムの措置になったのだろう。

ただまぁ、VAR 導入で、サッカーという競技の魅力の一つであった、
流れが切れない、90分+αで終わる、
そういった点がスポイルされてきてる中、AT 10分も当たり前になるとちょっと微妙かなぁ、と思う。
(VAR に関しては最初から導入賛成派だけど)

AT をきっちり計算して長くする代わりに前後半30分ずつにするためのテストでは?
なんていう真偽不明の一部報道もあったけど、本当ならそれはそれでやりすぎだろう。
が、ワールドカップ出場国を次回からは 48チームに拡大する「やりすぎ」も決めた FIFA だから、
今後どうなっていくのか心配でもある。

(Z9 + Z 400mm f/4.5 VR S)


# by dblh | 2022-12-04 07:00 | パナソニックスタジアム吹田

なすのこしかけ

なすのこしかけ_e0401296_21255856.jpg
紅葉のお寺を巡っていると、岩風呂跡の横に置かれていた、大きな茄子の石像。
なんでこんなところにナス?なんか謂れか何かあるのか?

と思って、横にある説明看板を見たら、ナス=成すを引っ掛けて、
努力や願いを成す、報われる、という縁起物として造られたらしい。
特にカップルが二人で座って良縁成就を成す…ということらしいが、
座れるような形だとは思ったけど、本当に座るもの、座って良いものだとは思わなかった。

色々客を集める、映える工夫をしてますなぁ…

(X-S10 + XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ)


# by dblh | 2022-12-03 07:00 | その他
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